これからフランチャイズに加盟しようという場合は、事前に調査したり内容を理解しておくことが重要です。そこで業界選びからFC本部の決定、初期費用・収益シミュレーション、本契約、開業準備までの流れを解説します。
介護福祉系、飲食系、整体・エステ系、教育系、買取・リユース系、コンビニ・小売り系、修理・クリーニング系など、 フランチャイズ加盟を募集している業界は多岐にわたります。業界を決める際に重要なのはその市場が今伸びているかと 今後も伸びていくかの2点。わかりやすい例をご紹介すると、介護福祉業界。高齢化社会の到来により、今後どんどん高齢者が増えていくことから、介護福祉業界の成長には注目が集まっています。
業界が決まったら加盟するFC本部を探します。将来成長が見込める業界は、多くのフランチャイズ本部があり競争も激しくなっています。介護福祉業界もその一つ。
本部を選ぶ際に一番重要なのは他社と差別化できるサービスを提供できるかどうかです。 そのほか、ブランド力やFC展開店舗数、ロイヤリティなどの加盟条件、サポート体制の充実度などの要素を含め、総合的に判断し自分にマッチした本部に決めましょう。何となく儲かりそうだからではなく、多面的に比較することも忘れてはいけません。
下記のページでは、FC本部の選び方を紹介しています。
加盟を考えているフランチャイズ本部の候補をいくつかピックアップしたら、初期費用がどのくらいかかり、開業後はどの程度の収益が見込めるのかをシミュレーションしましょう。
本部が説明に使用する事業計画サンプルを参考に、自分なりに事業計画表を作成。気になる点は積極的にFC本部に質問しておくことが重要です。資金不足が予想される場合は早めに本部に相談しておきましょう。
事業計画を立てたりシミュレーション上で問題ないと判断できたら、本部との契約手続きに進みます。契約書は締結前にしっかり内容を確認しましょう。重要事項が記載されているため納得がいくまでチェックしなければいけません。
特に契約解除の際の違約金や契約開始日、担当エリアのテリトリー、その他制限事項などを確認します。また内容を理解できない場合は本部に問い合せたり、不利な契約内容になっていないか専門家に確認しましょう。
FC本部との契約を締結したら、ついに開業準備にとりかかります。基本的には本部の指導通りに店舗を手配したり、電気や内装など必要な工事を行います。特に介護福祉事業では人員確保が重要ですので、採用活動も早めに進めましょう。
開業準備の段階から本部が人を派遣してサポートしてくれる場合もあります。本部から提供される営業マニュアルには目を通しておき、疑問や不明点がある場合には開業してから慌てることがないように確認しておきます。
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